フランス人の父親・トーマと日本人の母親・幹子(菊地凛子)を持つ美しい少女・夕子(谷花音)。母の幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野(オダギリジョー)に見いだされた夕子は芸能界入りし、数年後には大ブレイク。急速に人気が高まる中、夕子は世間のイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は自由に生きているダンサー・正晃(真剣佑)と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった。