座頭市二段斬り

やくざ渡世に嫌気がさした座頭市は、旧師の彦の市を訪ねようと思い立ち、麻生の宿へとやって来る。ところが、彦の市は何者かに惨殺され、その娘のお小夜は、宿場の親分・辰五郎によって無理やり女郎屋に売り飛ばされ、激しい折檻を受けて座敷牢に閉じ込められていた。市は、お小夜を取り戻すべく、辰五郎の賭場に乗り込んでバクチの勝負に挑むが、そこで壺を振ることになったのは、先に市と宿で知り合った流れ者の軍十郎だった。
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